コンロ:
さて、みなさん。“狭間の場”をはじめとした“場”について、いくつかおさらいをしておきましょう。
管理人が“場”と呼んでいるのは、他に言い換えるならば「世界」「空間」「次元」…等の言葉が当てはまるでしょう。
ようは、私たちのお話の舞台となっている“狭間の場”は、「二つの世界を繋ぐ空間」とも認識することができる。
そして何より、この“場”には、管理人曰く、いくつか種類があるらしい。
この“狭間の場”は、「条件を満たす“場”」…そう、妖精としての素質が条件になってくる。
少年少女達が迷い込んだ世界で繰り広げる楽しい学園生活……かと思えば、“狭間の場”特有の試練が待ち構えていた……というのが、簡単にまとめる事が出来る話ではないかな?
本当にそれだけなのだろうか。
管理人だから足りない事もあるだろうし忘れてしまったこともあるだろうし、不要な事もあるかもしれないけれど。
これでまとまって終わるのだろうか?
…管理人は、「4章完結」と言った。つまり、話はまだ、続いている。
でも恐らく、私はここでお別れだろうね。“狭間の場”は“狭間の場”として生まれかわったから、私達…「妖精と生まれたにもかかわらず人間の性質を持ってしまった者たち」が安全に唯一生活できる“狭間の場”…ここを私たちは離れる事が出来ない。
世界が生まれ変わる間、寿命が尽きるまで。
私達はここにいる。
もし、あなたが妖精の素質を持っていて、それぞれの属性主に見初められた時……この“狭間の場”に来るかもしれない。そうなったら、その時は……。
案内人にお任せを。
それではいつかどこかでまたお会いできることをわずかばかり期待しながら…さようなら
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