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芸術系の科目について…by摩訶不思議草子

梨花:なんで芸術系の科目を取らないといけないのかしら…

和司:情操教育って奴の一環だろ

春菜:体育があるなら芸術もあっていいじゃん!…って事じゃない?

梨花:そういうこと?

紗弥香:芸術系の授業が無いと!私みたいな学生がおちぶれるから

一同:ああ、たしかに

紗弥香:ちょっとちょっとちょっとおおお!聞こえてるからね!私がそんなにバカだなんて!ことは!断じてない!

春菜:赤点取った人~?

紗弥香:春菜に言われたくない!あ、ねえねえところでさ、この色とこの色だとどっちがいいと思う?

春菜:えっ、あたしに聞く?

紗弥香:うん、だって一番まともな感覚してそう

梨花:(まともって思われてないのかな)

和司:佐々木、ちょっとこいつら置いといてあっちでいいか?

梨花:うん



和司:実際のところ、芸術系の科目と体育は、個性を認めて発掘するためにあるんじゃないかと僕は思ってる

梨花:サヤが言ってる事は大げさだけど、そう言う事だよね

和司:そう。得意な事が多岐にわたるからこそ、個性を潰さないためにもこう言う事は大事なんじゃないか、とは思うんだよ。僕がそれを好きか嫌いかは別として

梨花:言いたいことは分かる。体育が苦手でも絵は好きとかあるからって事だよね

和司:そう言う事だ

梨花:でも、絵画の歴史とか正直なところあんまりいらないよね?

和司:それに関してはな。でも、知らなくていい物なんてこの世界には無いんじゃないか?

梨花:え?

和司:どこで何の知識が役立つか、分からないって事さ

梨花:それって…

春菜:ちょっと浦浜!何やってんのさ、行くよ

和司:ああ

梨花:(浦浜が言ってた事、どういう事か考えてみよう)
それではみなさん、今回はこの辺で

紗弥香:梨花!マック行こう!

梨花:ああ、うん(引っ張られながら)
また次回、お会いしましょう

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