和司: 気にするな
優気: 気にするだろ、普通
和司: 僕の前提が間違ってただけだ
優気: だから、なんでそういう事になるんだよ、訳わからねー
梨花: (2人とも、楽しんでるよね…)
和司: ゲームについて話していたはずなんだが
梨花: そうだよね
優気: ロールプレーイングゲームって、挫折も多いんじゃね?
和司: シリーズものになるとそれを待ちわびるファンもいるし、それ以外でも会社の作品が好きだっていう奴もいるし。RPGはコアなファンが付きやすいとは思うな
梨花: …長編小説で作家さんを好きになったり、その作品の続編とかをそろえてるのと同じイメージ?
和司: それに近いと思う。小説は読んで終わりだけど、ゲームは自分が操作するわけで、それが面白さに追加している感じはあるな
梨花: そうなの (今度兄ちゃんに小説の事とか聞いてみようかな)
優気: 浦浜は広く浅く、なんでもこなしちまうイメージがあるんだが
梨花: それは私もある
和司: ……器用貧乏ってことか? それなら僕の友達にもっと器用貧乏な女子がいる
優気: ……浦浜、女子の友達とかいるのか?
梨花: (私や松葉さん、清水とか女子の友達じゃ…?)
和司: …幼馴染にな、甘えるの上手なクセしてスペックの高い奴がいるんだ……
梨花: そ、そうなの…
優気: (浦浜、疲れた顔してら。相当振り回された経験があるんだな)
和司: それなのに周りに嫌われないのが流石、って言う感じだな……
優気: おう、なんか、お前の苦労を少し見た気分だわ
梨花: 私も…
和司: ああ、でも、今はそれほどでもないから大丈夫だ
優気: そうか
和司: ああ、そろそろしめようぜ
梨花: そうだね。また次回、みなさまお会いしましょう