秋菜:せっかくだし、夏美。2章の感想でもどうぞ
夏美:え?ぜ、前半は普通の学園っぽい感じでしたけど、後半から動き出した、という感じがします
秋菜:ああ、前半の学校風景はね……管理人が元々の話でちょっと授業風景とか朝の様子とか書いてたから、そのあたりも踏まえて練り直したらしいの
夏美:そうなんですか
秋菜:あと、伏線にもならない、伏線?意味深な事を表現しておくことでこの舞台になっている“狭間の場”が「普通の世界じゃない」って事を示したいのかもね
夏美:あ、相変わらず、手厳しいですね、秋菜さん
秋菜:管理人にやさしくしても、何にもならないわよ?
夏美:(自分を生み出している人のはずなのに、ぐっさぐさくる言葉ですね…)でも、私は優しくないですよ?
秋菜:(ぼそりと、小声で)……優しさは、人が持ちえる最も重要な要素なの。あんたに無いんじゃ、他のメンバーに優しさなんて、あるはずがない
夏美:?秋菜さん……?
秋菜:あ、ううん、なんでもない。気にしないで
夏美:そう、ですか。ところで、秋菜さんは2章の感想としてはどうですか
秋菜:まだまだ、謎は多いって言うのに、あと3章で書きあがるのかしら。もっとも、章の数は多くしないつもりみたいだけど
夏美:そういえば、1章は9話に対して、2章は8話ですものね。逆に短くなっているのでは……?
秋菜:1話ずつの長さは伸びてるはずよ。だって、1章はおおよそ24000文字なのに対して、2章は27000文字近く、だから
夏美:あら、まぁ
秋菜:だから、そのあたりで調整するんでしょうね、管理人は
夏美:まだ、学校で調べることがたくさんあるので、あまり話を急がせないでいただきたいです
秋菜:多分、そのあたりは大丈夫だと思うけど……あんたを置き去りにするという事は読者を置き去りにするってことだから
夏美:そう……ですかね。置き去りにされずに、3章では頑張って調べていきたいと思います
秋菜:ちょうどいい感じで抱負も述べられたところで、今回はここまで。それでは皆様、3章でお会いしましょう