春菜:あたし、いっちゃまずい事言った?……みたいだよね?
冬美:ほんとうに!自覚してるのならあなたはその口を慎みなさいよ!
春菜:つつしむ?
冬美:言う事を気をつけろってこと!
秋菜:はいはーい、ここで言い合いしてまた謹慎室とか、やめてよねー
夏美:ケンカするほどの事でもないですし
春+冬:とても大切な事なの
夏美:そ、そうなのですか…?(後ずさりしながら
秋菜:あの2人はほっといて、爆弾発言をどうにかしよう
夏美:そ、そうですね
秋菜:時間の流れというか、季節の流れが“狭間の場”には影響しないのよね
夏美:つまり、夏とか秋とか、そういう変化がない、という事ですか?
秋菜:そう。夏美、あんたがここにたどり着いたのは、だいたい、どれぐらいの季節だったか覚えてる?
夏美:初夏、でした。深緑がきれいでしたから
秋菜:つまり、今はそろそろ夏も本格化してくる時、よね?
夏美:1か月経ってるのでそういう計算になりますね
秋菜:ここ、暑い?
夏美:……全然、です
冬美:気が付かないモノよね、暑さ寒さって
春菜:ごめん、分かりにくい事言って
夏美:いえ、そういえば全然気が付かなかったな、と
秋菜:人間の意識なんて、そんなものよ
春菜:それじゃ、今回はこの辺で!
冬美:あなたもその調子にに乗る性格、なんとかしたら?
春菜:できてたら今頃もっと楽に生きてるから!
秋菜:……強制終了しましょう
夏美:そうですね