優気: 冨田が来てから、ちゃんと勉強したよ
藤太: え、俺は起きた時はもう2人ともいなかったけど…?は、お前ら!
信二: 揺すっても声かけても起きねーお前が悪いだろー
優気: せっかく数学聞こうと思ったのにお前は寝てるし
信二: そーだそーだ
藤太: 全面的に俺のせいなのか!?
信二: 小暮はいいぜ、クラスに数学できるダチがいるから
藤太: ああ、あのいけ好かないヤツ
優気: (反論できねー。浦浜は確かに、いけ好かないタイプだ…)
信二: でもな!俺はクラスにそんな奴はいないんだ!数学できる女子とかならいるけどな!
藤太: あ、お前、その子に教えてもらったな!
優気: まじか。勇者だろ、お前
信二: そこで声を掛けなかったら男がすたるからな!
藤太: いろんな意味でダメージを負ったぞ、俺
優気: 冨田って、そーゆーやつだったのか
信二: さらに!これは中間の時だったけどな!期末でも教えてもらったぜ
藤太: もういいよ、わかった
信二: そう言うなよ、ようやくあの子も俺の事気に入ってくれはじめたんだから
優気: は?
藤太: おっま!まさか、狙ってる子なのかよ!!
信二: ったりめーだろ?好きな子に勉強教えてもらうのは基本だ!
藤太: うーわー!FWでただでさえ目立つお前なのに、彼女まで出来たら俺凹むわ
優気: (好きな子に勉強教えてもらう……っつてもな…)
信二: DFにいるお前はファインセーブでもしてな、俺はシュート決めとくわ
藤太: マジくそ、おめーは許さねー!
信二: 言ってろー
優気: ……この辺で、お開きにさせてもらいますわ。いいよな、お前ら
信二: おう、もちろん!
藤太: え、俺かっこいいところこれっぽっちも無くって終わるの?
優気: それじゃ、みなさん、また本編でお会いしましょう
藤太: そりゃないだろー!って、あ、おーーーい!(置いて行かれる藤太