和司: じゃあ、僕から見た仲の良い皆の事を簡単にしゃべって行こうか。まずは佐々木さんから。
和司: 佐々木さんは真面目すぎる気がするけど、頭は良い人だと思う。けど、自分から新しい知恵をまわすとかそういう類の頭が良い、ではないかな。理解は速いけど、応用が利くタイプじゃない
美月: その観察眼は相変わらずで
和司: そう? 次は清水さんかな
和司: 清水さんはこれからが楽しみ。彼女の方が思考における柔軟性はあると思う。その柔軟性がありすぎる思考回路を佐々木さんは理解できないみたいだけどさ
美月: そうだねぇ
和司: 清水さんみたいな人はこれからの世界には必要だと思う
美月: ただ、紗弥香は…
和司: ああ、うん。基礎をきっちりと身に着ける必要はあるだろうけどな
和司: 次に小暮か。小暮は…いいやつ、だろ。それで、いいやつで終わるタイプ
美月: 否定できる気がしない…
和司: 僕としてはああいう友人は気が楽だけどね
和司: 最後に…松葉な。松葉はある意味共通の認識を持ってるやつだと思う。…現時点では。僕はこれ以上言えないけど
美月: ああ、うん。君自身の話は出来ないからね
和司: 無茶ぶりする管理人に付き合った僕を褒めてくれ。たのんだ
カム: にゃ~
和司: お前、来たのか? もう帰るぞ。じゃあな、管理人
(和司はカムを連れて部屋を出ていく)
美月: カム(和司の飼い猫)、何処から入ってきたの…?
和司ありがとう。ではみなさま、本日はここで、失礼します。