カイロ: むかつくから
ティラ: やきもち焼いてるだけじゃない
カイロ: だいたい、パリスはいろいろ持ちすぎだろ?
ティラ: パリスが持ってないモノをたーーーーくさん持ってて、どの口がそれを言ってるのよ?
カイロ: カイサは俺の事なんて好きじゃないのにやってくるし
ティラ: 知り合いの所に顔を出すのって普通じゃないの?
カイロ: あいつ、うるせーし
ティラ: 雷鳥なんだから当たり前じゃない
カイロ: むかつく
ティラ: それは、カイロが出来ない事がカイサは出来てるからでしょ? 鳥に嫉妬するとかどういう事よ!?
リアド: (すげーー)
ローラ: (普段、この2人ってこういう会話してるのね)
カイロ: ……そこの2人、心の声でしゃべってないで、声出せよ
ティラ: そうやってまたはぐらかす~~!
リアド: あ、ああ。本当に嫌いなんだな
カイロ: パリスの愛情貰ってんだ、嫌いにもなる(ぼそりと)
リアド: ……は?
ローラ: ……え?
ティラ: (ため息をつきながら)カイロ、聞こえてるから
リアド: は? え? もしかして、お前パリスのこと好きなのか?
ティラ: 今は違うわよ。昔は初こ(むんずとカイロに捕まれる
カイロ: 余計な事言うな
リアド: マジかよ!? オレ、お前がライバルだなんて、ぜってー勝ち目無いじゃないか!
カイロ: 今はちげーよ!昔、俺たちが学校にあがる前の話だ!
リアド: それでも、今でもカイサに嫉妬してるって、マジお前……
カイロ: うっせーな、ほっとけよ!
(ティラを掴んだまま部屋を出ていく)
リアド: 意外な事実を知ってしまった
ローラ: そ、そうね……
リアド: あいつがライバルじゃなくてよかった、まだオレにもチャンスはある
ローラ: がんばりなさいね~
リアド: おう!
ローラ: それではみなさん、また次の機会に。お会いできることを祈っておかせていただきますね