アテネ:……そうだったわね。最悪のルートはたしか、カイロも意識なくしてたのよね
リアド:(頷く)
アテネ:でも、最悪と最善の間…よりは、最悪に近いわよね?
リアド:(コクコクと頷く)
アテネ:管理人、待ってなさい…!絶対こうしなければよかった、って思わせてあげるわ…!
リアド:待って待って、アテネタイム!管理人は現実的に考えただけで!
アテネ:初めは何の問題もなく世界の間を行き来できるはずだったのよ!?境界面があるからいろいろ面倒くさくなって…
リアド:構想段階から落ちるのは確定してたもんな、そう言えば
アテネ:そうよ。その時は境界面は無かったからかなりすんなり「落ちた」だけだったんだから
リアド:でもほら、境界面を無事に突破したからさ。まだ大丈夫だって!……そう、信じようぜ
アテネ:(はぁ、と息をつきながら)そうね、そうするしかないわね